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影の色は、空の色
こんにちは^^
京都の豪華写真館、スタジオレンブラントです。
今日は「光と影」についてのお話を少し
日中、屋外にいる時、主な光源は「太陽」となります。
太陽の下に物を置くと、
地面には「影」が出来ます。
この影の部分は、太陽の光が遮られてできているため
太陽の光は届いていません。
しかし実はもうひとつ、屋外では光源があるのです。
それが「空」です。
日中、空は全体的に明るいですよね?
太陽ほどの光量はありませんが、空も全体的に光っているんです。
晴れている時は青く
曇っている時でもグレー(白)に
光っています。
影の部分は太陽の光が届いていませんから、
その「空の光の色」を純粋に浴びている事になるんです。
なので
「影の色は空の色」
になります。
特に雪景色の写真では
白い雪に落ちた影の部分が
そっくりそのまま「空の色」を反映しているので、
その違いが一目瞭然となります。
「どんな光が当たっているか」
は写真の雰囲気を決める、とても重要な事なんです。
当スタジオでは様々な照明機材を巧みに使い、
緻密に計算されたライティング(照明)技術を駆使して
スタジオで内で様々な雰囲気の写真を撮影しています^^
こちらの写真、手前の雪面に落ちている影の部分を見て頂くと
空の色と全く同じ色になっているのがわかるかと思います。
わかりづらい時は、目を細めて全体を眺めて頂くと色が見えやすくなります。
※軒下部分やお堂内部は太陽の光も空の光も届いていないため、黒い影となっています。
この写真はどんな光が当たっていて
それがどんな効果でこの雰囲気が表現されたのか
皆さんもそれをちょっと意識してぜひ色んな写真をご覧になってみてくださいね。
ご自分で撮影される際のヒントなど色々な発見があると思いますよ^^