家族写真を少し華やかにしたい場合は、
自然な家族愛の強調を取り入れるのが良いでしょう。

写真はただ何気なく撮っていても、
真実を写す事はできません。

中の良い夫婦が並んで座っていても、
それをただ撮るだけなら中の良い夫婦かどうかわかりません。

二人の表情がたまたま悪ければ、
仲の悪い夫婦のように写ってしまう可能性もあります。

これは真実を写し出した事にはなりません。

夫婦なら仲の良さを際立たせて、
手を繋いでもらう等ひとつアクションを加えて撮るのが良いでしょう。

手を繋いでくださいとか、見つめ合ってください
などとリクエストすると、
二人はきっと照れ笑いを浮かべるかもしれません。

そんな時がシャッターチャンスです。

作り笑いではなく、
手をつないで心の底から笑った写真が撮れるかもしれません。

子供の写真を撮る時の工夫もあります。

子供はよく動いて、生き生きとしているところを撮るのが
本質を撮った事になるでしょう。

ですから子供は動きのある撮影をすると、子供らしさが出てきます。

時には思い切って、一緒に走りながら写してみてください。

思いがけない良い表情を見つけられるはずです。